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BABYMETAL – Ijime,Dame,Zettai (Live at Sonisphere 2014,UK) MVを見た感想

Posted on Jul 27, 2018

舞台はイギリスのLive at Sonisphere 2014。
NWOBHMで有名なイギリスのメタルフェス。

BABYMETALは元々同フェスの小さな舞台がに上がる予定だったけど、何かの都合でメインステージに変更になったと記憶しています。
BABYMETALは海外公演をすでに行っていました。ライブハウスでは現地の人が暴れまわるほど盛り上がっていましたが、当時は一般的にはまだ知られていなくて、本場でやったら怒られるんじゃないか、彼女たちが酷い目に合うんじゃないかとドキドキしていましたが、一夜明けてすぐ非公式なイジメダメゼッタイの映像が上がってきてそれが杞憂であったことを思い知ります。
信じられないくらい盛り上がっており、これは本当に海外に通用するんじゃないか、という機運が生まれたライブでもありました。
このライブは修正されているんだろう?と思う人もいると思うんですが、直後に上がったファンカムでもそん色ない演奏・歌唱でした。

当時Su-METALは16歳。ゆいもあが14歳。
ライブは最初からMOAMETALのイヤモニに音が返ってこず、動けなかったりハプニング続き。(映像は他にもたくさん上がってますよ。)
最初は様子を見ていた観客が徐々にライブに参加してくれるようになり、最後のイジメダメゼッタイでこれだけの盛り上がりを見せました。

才能・環境・努力と経験を兼ね備えた存在

SU-METALは音程が正しいのはもちろんリズムが狂うこともない。じゃあ単純に上手いのかと言えば、そうなのかな?と思わないこともない。
単純に上手さで言えば他にも上手い人はたくさんいるんですが、彼女の歌は特別なんですよね。
音を伸ばす際もほとんどヴィブラートせず、メタルというジャンルでありながら攻撃性・男性色を一切感じさせない。
それでいて屈服せずにはいられない説得力がある。
女性メタルシンガーは世界にたくさんいますが、その誰とも違う、メタルらしからぬドストレートな歌声が心を打ちます。

そもそも絶対メタルが好きではなかったはずなのに、ここまで大人の指示を完遂してしまうその対応力こそ、クイーンオブアイドルの資質だと言えるでしょう。

アイドル一歌がうまいと評されますが、グループではないため彼女の歌いやすいキーやテンポを設定できるなど恵まれている側面もあると思います。
BABYMETAL自体が中元すず香のためのユニットといっても過言ではなく環境に恵まれたとも言えるでしょう。

ただこれほど度胸のあるアイドルはなかなかいないですし、キャリアのスタート(小5?)も早い。そしてなんといっても海外の小さなライブハウスを回った経験は他のアイドルと比較できません。
才能・環境・努力と経験。全てを兼ね備えた存在がSu-METALなんです。

ゆいもあの存在がBABYMETALには必要

よくSU-METALさえいればいいんじゃないか?と言われますがとんでもない!
女性ボーカル+メタルバンドと一線を画すためにMOAMETALとYUIMETALは絶対に必要。

どう考えても、女の子がステージの端から端をダッシュしたり、戦いだしたりする踊り?は普通じゃない。
BABYMETALの「異質感」は2人が作っていると言えるでしょう。

BABYMETALの成功はバックバンドの力?

BABYMETALが世に出てきたのは神バンドのおかげだと思っている人も多いと思いますが、僕はその意見には反対です。
初のソロ公演LIVE~LEGEND I、D、Z APOCALYPSE~ [Blu-ray]の時代のBABYMETALの方がKOBAさんがイメージしたBABYMETALなのではないかと思います。
Su-METALもだいぶ幼かったですし、ゆいもあにいたっては12歳とか13歳で飛び跳ねていましたからね。それで80年代・90年代のメタルのパロディを演じるんだから、いまだあんなグループはなかった!
とはいえ、神バンドがいなければ今の形態が存在し得なかったのも事実ですね。。

海外での成功を引き寄せた神バンドの存在

日本でBABYMETALが知られだした頃はまだライブはあてぶりが主流で、アンコールの際呼び出されるのが神バンドでした。
神バンドも海外で公演を行うようになってから定着し、神バンドを含めてBABYMETALと認識されるまでに至ります。
ほぼメンバーは固定されているものの、2018年初頭に小神様(向かって左のギターリスト)が事故により急逝されてしまったため、今は少し流動的です。

神バンドの演奏力と言えば、THE ONEも必見です。

この曲は2NDアルバムの最後に収録されています。
もとはTales of the Destiniesと一緒の曲だったようですが分割されたようです。
聴けばすぐわかりますが、Images And Word時代のDream Theaterを思わすプログレソングになっています。
これは音源のような気がしますが、生で歌ってるのを聴いてもそん色ありませんよ!

ぜひ、ライブに足を運んでいただきたいですが、耳が弱い人は耳栓を。
男がぶつかってきたら嫌な人は前の方に陣取るのはやめましょう。開演直前に周りが準備運動しだしたら、危険な合い図ですよ。

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