アイドル動画紹介サイト
  1. ドルメタ!!
  2. アルバム
  3. レインボウグラビティ / 虹のコンキスタドール を聴いた感想

レインボウグラビティ / 虹のコンキスタドール を聴いた感想

Posted on Jun 23, 2020

虹コンらしい勢いのあるアルバムです。
従来のアルバム同様村カワ基成さんや浅野尚志さんの楽曲が多いのでこれまでのアルバムが好きなら今作も間違いないでしょう。
先行して発表された楽曲が中心の12人体制におけるベスト盤のようです。
収録曲17曲というもの多すぎだと思いますが、押し切ってしまう勢いがこのアルバムにはありますね。

水着や肌の露出のイメージの強い虹コンですが、楽曲はわかりやすくて入り込みやすいです。特に最初の3曲は強烈です。
近年のアイドルはバンド編成のアーティストと比較してもアグレッシブな演奏が多いですが、虹コンもどうやって生で演奏しているのか不思議になるような演奏です。
個人的には全編に渡ってベースがキーになっているように思うのでベースライン好きはぜひチェックを!

虹コンは初期メンバー「赤組」と途中加入メンバー「青組(サジタリウス流星群)」に分かれており、歌唱も紅組(+青組の清水理子さん)が中心になっています。
ただ各組のオリジナルソングは青組の真夜中のテレフォンが先に発表されており、紅組ののオリジナルソングは長らく存在してなかったんですが、今回初めて「天文学的ノンフィクション」が収録されています。
はちゃめちゃな内容でその直後の「Genie!Genius!」もその流れを引き継いています。
「Genie!Genius!」はライブの企画で勝利した大和、岡田、清水、鶴見、蛭田、山崎のジーニアス6という派生グループの楽曲とのこと。

「Waiting Wedding」の聴き所は二番のだぁやめ(岡田彩夢さん)の「おはよう」でしょうか。(1:35くらいから聴きましょう。)映像で見ると萌え死んでしまうのであまりおすすめしません。
新婚1日目、運が良ければ1回だけ聴けそうな「おはよう」です。このおはようはほとんどの人類は聞くことないのおはようなので、CDを買ってでも聴いておいた方がいいでしょう。

そしていつもと毛色が違うのは「ワンルームマジック」でしょうか。
フィロソフィーのダンスなどで作詞・作曲されているヤマモトシュウさんの楽曲。
ご本人たちはシティーポップっぽいと言っていたけど、そこまでシティーポップぽくはない。笑
でも珍しく16ビートですね。パワーコードが多い虹コンには珍しくカッティング系のギター。
後半のコーラスワークも従来の虹コンにはない複雑なもので、これをライブでできたらかなりかっこいいのではないかと思いました。

「心臓にメロディー」は中心メンバー離脱直後にリリースされており、当時の状況を考えるとこのアルバムに収録されているのは不思議な気がします。
現在この曲を笑顔で歌えるようになったとメンバーが話していましたが、それだけグループが充実しているということでしょうね。

ラストの曲「あなたと見る青空に明日も虹が架かりますように」はファンに対する感謝、そしてこれからもよろしくというメッセージだと感じます。
ほとんどが語りで占められる変わった曲ですがこの曲も虹コンの楽曲を多く手掛ける村カワ基成作曲なんですね。
1回聴いたら飛ばしてしまいそうな楽曲ですが、編曲が素晴らしく聴き入ってしまいます。

12人の声を聴き分けるのは難易度が高いですし、時節「ん?」ってなる歌声もありますが、ライブ映像などを見ると若いメンバーの歌唱力・存在感も増しており今後も期待です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA